おぼろづき


忘れられない衝撃 これが現実なのか?
無情の画面に映る澄んだ空が眩しくて
変わらない日常 ただ過ぎる時の中
またどこかでひとつの悲しみが重なっていて

僕に出来るなら微かでもいい
心の唄を届けたい

もしも淡く輝く星になれるのなら
新月の傍らで輝きたい
もしも流るる星になれるのなら
流れ落ちたその先で貴方の笑顔に逢いたい


行く先も見えずに手探りで進んで
ふらふら彷徨っている この世の中は暗すぎて

閉ざされ塞いだ暗黙の夜空には
光がひとつも見えない

嘘で溢れた人が遮る光
想いの欠片達を貪って
笑顔で満ちるその日まで唄うよ
月のような貴方の横、明日を照らす星になりたい。


もう半年以上もたったにも関わらず、震災の状況を初めてテレビで見た時の驚きが未だに忘れられません。
被災していない地では募金など支援活動が始まり、私達の学校でもついこの前も募金活動が行われました。
一方で募金を盗む人、募金を偽る人など悲しい出来事があることも知りました。
一日も早く被災された皆さんの心が晴れるように、こういった悲しい出来事が少しでも無くなるように強く願っています。
そんな願いを込めてこの歌詞を書きました。