さらに全国の47都道府県代表の中から、音楽部門出場枠4バンドの中に選ばれ、Zepp Nagoyaでの全国LIVEに出演してきました。
平岡高校軽音楽部で活動してきた集大成にすべく、この日に向けて一生懸命練習してきました。
ところが本番前日の10日はリハーサルの日でしたが、僕の大学の推薦入試の日でもあり、楽しみな半面試験も心配で複雑な気持ちでした。
他のメンバーは一足先に名古屋へ向かいリハーサルを見学していましたが、その間に、はやる気持ちを抑えて試験を受けていました。
無事試験を終え、名古屋へ向かいました。
夜にホテルに着くなりさっそくミーティングが始まりました。出演者やスタッフの皆さんと話していると、どんどん楽しみな気持ちが大きくなってきました。
本番は手話の通訳がつくため、夜遅くまでスタッフの方たちとＭＣの打ち合わせなどを行ってその日が終わりました。
いよいよ当日になって出演者全員で会場のZepp Nagoya へ向かいました。
その会場は今まで演奏した会場の中で間違いなく一番大きな会場でした。
簡単なミーティングを終え、さっそく昨日できなかったCloth Umbrella のリハーサルが始められました。
自分達の演奏のためにたくさんの方々が関わって、ステージをつくってくれていることを、そのリハーサルで実感できました。
感謝感謝です。
そして何よりステージの広さに圧倒されました。
こんなステージでできるのかと思うとわくわくして仕方ありませんでした。
そして12:00になり開場になり、たくさんの人達が会場に流れ込んできました。
Zepp Nagoya が一杯に埋め尽くされているのを見て、楽しみと緊張がＭＡＸになりました。
しかも、他の全国大会で仲良くなったバンドや友達も応援に駆けつけてくれました。
このナキワラを見るためにこんなにも多くの人が来ることに驚きました。
そしていよいよスタートしました。
出場した主張部門、パフォーマンス部門、そして音楽部門のみんな、流石に全国から選ばれただけあって、レベルが高くとても気持ちの伝わるステージばかりで圧倒されました。
そんな中で自分達の順番がまわってきました。
最初に「アイロニー」の演奏が始まった時に、会場から「Cloth Umbrella！」などの歓声がわきあがり、自分達の演奏を楽しんでもらえているのが伝わりました。
また次の「いで」ではたくさんの人達が手を挙げたり、タオルを振り回したりなど、会場全体が盛り上がっているのがわかりました。
ステージと会場が一体となっている感じがして感動しました。
この10分という短い間にどれだけ僕達の気持ちが伝えられたかわかりませんが、自分達の想い全てをバンドメンバー全員出し切りました！
完全燃焼でした。
約2,000人という今までに経験したことのないお客さんの中での演奏でしたが、今まで部活動で吸収してきたことを活かして、最高のライブをすることができました。
そしてライブ終了後に、「感動したよ」「泣いたよ」など声をかけてもらい、最高の気持ちで終えることができました。
こんな幸せな思い出をつくることができたのは、たくさんの人の支えがあったからです。
スタッフのみなさん、応援してくれるみなさん、見に来てくれたお客さん、部員のみんな、顧問の先生達、そしてもっと、もっとたくさん僕達に関わってくれた人達、ありがとうございました！
僕たちは3年間でたくさんの大切なものを手に入れることができました。
それを再確認させてくれるような、最高の経験になりました！
思い出すだけで涙が出てきます！
皆さん本当にありがとうございました。
僕たちはこれで部活は引退しますが、Cloth Umbrella はこれからも続いていきます。
今後とも応援よろしくお願いします！（くろあん）
