The 6 th Music Revolution 北海道ファイナル

今回平岡軽音楽部からKNOCKS、Ru:kiss、とOBバンドのフールプルーフがZepp Sapporo のステージに立ちました。
僕たちにとって部活動としての最後を飾ったのがZepp Sapporo という大舞台でした。
僕たちは高校生大会でグランプリを獲り、ファイナルに進出しました。
出場が決まってからはいろいろなことをメンバーそれぞれが考えていたいと思います。
ずっと目標であったこのステージで演奏するということが叶ったのですが、不安もありました。
しかしこの夢の舞台で演奏できる楽しみの方が大きかったと思います。
本番までの日々はもうすでに引退していたので以前のように毎日練習できる訳ではありません。
週1回の部活動での練習がとても貴重に感じ、今までの環境の良さに改めて気がつきました。
練習段階ではそれほど心配は無く、自信すらありました。
ですが初めてのZeppといこともありステージに対する不安がありました。
どれくらい広いのだろう、どういう風に見えるのだろう、どう動こうかなど、考えることは山ほどありました、。
しかし、それは実際立ってみないと分からないことです。思いっきりやればいいと思っていました。


そんなときZeppで行われたONE OK ROCKのツアーを見に行きました。
会場を目の前にすると本当に大きくて、1週間後に自分達がここでやるんだと考えると何だか不思議な感覚でした。
そして、彼らの演奏は最高で、プロの実力を実感しました。
彼らはワンマンのライブだったので20曲を通してどう見せるか、どう聴いてもらうか、どう演奏するかを考えていると思います。
僕たちのバンドの魅力はオルタナティブであると思います。何曲もやって100%の魅力が見えてくると思っています。
だから自分達のライブとしてあそこに立ちたいと心から感じました。
ですが、今回僕らはたったの1曲。
その1曲をどう見せ、どう聴かせて、どう演奏するかです。
だからこそ難しく感じました。


当日はリハの地点でも実感が湧きませんでした。
ただ演奏はとにかく後悔しないようにと、思いっきり、全力をぶつけました。
ところが本番になるとステージが明るくて、空気がふわふっとした感じで、何だか全てを一気に忘れてしったような感覚でした。
1曲の演奏がほんの数秒間のことのように感じました。
結果は形として残すことは出来ませんでしたが、自分達にとってこれからの活動に活きる貴重な経験を得ました。
沢山の課題も見つけました。今の自分達には目の前の目標をひとつひとつクリアしていくしかありません。
正直今回の演奏には満足はしていません。
後悔した部分も少なからずあります。
しかし、後で悔やむよりも、この先に期待した方がずっとプラスなのです。
最後にこの軽音楽部に入って本当に良かったと考えています。
音楽、バンド、メンバーが自分の人生を変えてくれました。
音楽に出会ってからこそ今の自分があって、未来の自分を描けるようにもなりました。
自分は音楽を一生続けていくつもりです。もちろんKNOCKSとして。
いつかKNOCKSで全国ツアーをしたときにZepp Sapporoで凱旋ライブができることを目指します。(KNOCKS)