学校祭チャリティCD販売売上金寄付

今日は東日本大震災の被災者の方自身による支援団体「みちのく会」に義援金18,518円と平岡高校軽音楽部のオリジナルCD「Now Hiraoka 2012」をお渡ししてきました。
この義援金は、学校祭ライブのときにCD販売という形でみなさんに募金していただいたお金です。
「みちのく会」は、国に被災者の方々の現状を伝えたり、被災者の方々の中に孤立している人を作らないような活動をされています。
義援金をお渡しした際に、代表の方から北海道に避難して来ている被災者の方々について様々なお話をしていただきました。
現在北海道には正式にみちのく会に登録されているだけで3000人もの方々が避難して来ています。
しかし、あくまでこの人数は正式に登録されている数なので、実際は
10000人近くの方々が避難して来ているそうです。
この中でも幼いお子さんのいる母子世帯の方が多いそうです。
理由は、お父さんが北海道に来てからの仕事への不安などの理由から、まだ被災地で働き続けているからです。
そのため、お父さんは年に数回しか家族に会えないのです。
かわいい我が子を年に数回しか、見ることが出来ないのです。
僕は自分が将来このような状況に立たされたらと考えるだけで胸が痛みました。
また、実際にこのような状況に立たされている被災者の方がどれだけ悲しい思いをされているのかを少しだけ考えることが出来ました。
 
しかし、実際に被災したことのない自分はそう簡単にわかったようなことは言えません。
間違っても知ったようなことは言ってはいけないと僕は思います。
 
だからこそ、今の自分たちに少しでも出来ることをやっていきたいです。 
僕は、明日で軽音楽部を引退します。
軽音楽部としてチャリティライブなどのイベントで募金してもらうことは出来なくなります。
しかし、個人として募金をすることは出来ます。
これからは、少しずつ少しずつですが、被災者の方々のために行動できたらと思います。
 
「みちのく会」で最も北海道のみなさんに求めることは、北海道にも多くの被災者の方々が避難して来ているということを知ってほしいということでした。
 
なので、これからも平岡高校軽音楽部には「challenge for your smile」の活動を続けていく中で、この被災者の方々の現状を知らない人に知ってもらうことを目標に頑張ってもらいたいです。(部長)