「みちのく会への寄付」

先日、東日本大震災の被災者の方自身による支援団体「みちのく会」に義援金3,791円をお渡ししてきました。
この義捐金は、学校内で定期的に行ってるライブと並行して販売しているCDの売り上げを寄付しようというチャリティーライブ」で集まったお金です。
僕は今回初めて「みちのく会」さんに出向いて寄付をしたり、お話を聞かせてもらいました。
現在、震災から二年と七ヶ月近くがたった今でもたくさんの人が北海道に非難していて、「みちのく会」に正式に登録している人だけで約三千人、全体では約一万人くらい北海道での生活を余儀なくされている状況のようです。
仮住宅は、支援を受けて住むことのできる期間も限られていてるそうです。
そのため、「みちのく会」では直接不動産会社などに出向いて、被災者のために安心して住むことのできる家を提供をお願いしに行ったり、いろいろな形で被災者の方の支援をされています。
この事は実際にお話を聞いて始めてわかった事で、「みちのく会」が親身になって被災者を助けようと活動していることが良くわかり、自分たちの活動がもっと役に立てればと、改めて見直す機会にもなりました。

さらに現在の被災地の様子を聞く事もできました。
僕は過去に被災した当時の映像を見る機会があり、その映像にはがれきや船などが散乱している海岸線の辺りや骨組みだけが残された校舎などが映しだされ、被害の大きさを物語っていました。
現在はがれきの撤去も進み、何もない荒地に陸地側に向かって傾いた木が何本か生えているだけの状況だという事がわかりました。
また、車で海の近くを走っていると、カーナビには道があるのに実際には存在しないというようなお話も聞きました。
復興が少しずつではあるけれど進んでいるのがうれしいのと同時に、地形をも変えてしまう自然の恐怖を痛感しました。
ただ、これはあくまでお話を「聞いて」僕が抱いた感想です。
平岡高校軽音楽部の部長としてこういった活動をしていくなかで、実際に被災地に「出向き」、地元の人々交流を図ったりして、今まで以上に活動に対して真剣になって考え、さらには交流会などでほかの学校の人にも現状を知ってもらい、少しでも被災者のために一体となって活動できるような形を作っていきたいと思います。
Challenge For Your Smile の心を忘れずに。(12代目部長)